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BIOETHANOL

環境にやさしいバイオエタノール

ebios-fire® の暖炉製品はバイオエタノール、または単純に「エタノール」と呼ばれる燃料のみを使います。バイオエタノールは、さとうきび、じゃがいも、穀類、干し草などから取れる糖やでんぷんなどの有機物を発酵させて生成する非化石燃料です。

バイオエタノールを燃やした時に発生するのは少量の二酸化炭素と水蒸気だけです。ですので、bios-fire® のバーナーでバイオエタノール燃料を燃焼する時に煙や嫌な臭いやすすが出ません。これがbios-fire® のバイオエタノール暖炉に煙突や煙道を必要としない理由です。

アルコール系の液体であるバイオエタノールは17℃程度で液体から気体への蒸発が始まります。その場合のバイオエタノール蒸気は空気よりも重いので、液体のバイオエタノールの表面上に留まります。そして気化したエタノールのみが燃焼します。

再生可能なエネルギー源であるバイオエタノールは輸送機関用の持続可能な燃料としてガソリンと混合して使われているほか、化粧品産業や医療、食品業界など様々な分野で利用されています。ebios-fire®の暖炉製品では、不快な臭いや残りすすを出さずに美しい炎を作り出すバイオエタノール暖炉製品に用いられております。 ​

クリーンな排気

バイオエタノールは生物質より生成された物質で、燃焼する時は水と二酸化炭素だけしか出しません。二酸化炭素は光合成を行う植物が吸収します。こうして生成・エネルギー燃焼というサイクルは「燃料のリサイクル」となり、結果としてカーボンニュートラル(二酸化炭素を排出しない)燃料と言うことができます。

効率的で環境負荷を減らすエネルギー

すべてのebios-fire® 製品はバイオエタノール燃料の燃焼温度を安定させた状態で、クリーンに燃焼する技術を用いております。つまり煙突や煙道を必要としませんので、発生熱は100%屋内で保たれます。

バイオエタノール燃料の保管とお取り扱い

バイオエタノールはクラス1B(可燃性に関する分類)およびクラス3BPGII(輸送に関する分類)に分類される可燃性液体で、世界各国で定められた基準によって規定されています。日本国内では危険等級Ⅱ(水溶性)第4類アルコール類となっています。

bios-fire® 製品でお使いになるバイオエタノール燃料と燃料容器の保管と取り扱いにつきましては、お使いになる前にお住まいの国・自治体が定めた法律や条例をよくご確認のうえで、それら法律および条例に従ってください。地方自治体の条例のご確認が必要です。

ebios-fire® 製品専用バイオエタノール燃料

販売店取り扱いのebios-fire® 製品専用バイオエタノール燃料のご使用をお薦めいたします。

燃料の消費について

薪やガスを燃料に用いる暖炉と異なり、バイオエタノール燃料を用いた暖炉はバーナー周辺と室内の空気の流れによる影響をとても受けやすい性質を持っています。室内で生じる強い気流は、燃焼温度と燃料の燃焼に悪影響を及ぼす要因となることをご留意ください。

暖炉の美しい炎は、お部屋の雰囲気を高める素晴らしいアクセントとして暖炉の美しい炎をお使いになるだけでなく、安全かつ正しくお客様がバイオエタノールをお使いいただけるように、弊社はこれまで蓄積してきた技術的ノウハウでお客様をサポートさせていただきます。

お買い求めのebios-fire®モデルに関する、バイオエタノール燃料の燃焼の仕組みに関する詳しい情報をご希望のお客様は、製品名など詳しい情報をお伝えください。誠意をもってご対応させていただきます。